Recruit

生産の先輩の声1

何度も何度も手を動かしていくと、
大事なポイントが少しずつ繋がって理解できるようになっていく。

仙台工場 生産部 製造グループ 製造2課
2021年新卒入社 電子工学科卒

仕事内容

主力生産機のTGMを使用し、標準品の製造に携わる。

日進工具を選んだ理由を教えてください。

きっかけは高校の先生の勧めでした。地元で働きたいという気持ちが強かったので、この工業団地(第一仙台北部中核工業団地)で働こうとは思っていたのですが、先生に「同じ高校の女性が多く働いている」と聞いて興味がわいて。調べてみたら、他社の求人よりも土日が休めて夜勤が少なそうといった待遇面にも魅力がありました。似た待遇だと事務職が多いのですが、私は現場で働きたいと思っていたので、女性が現場でたくさん活躍しているということも後押しになりました。

入社から今まで、やってきたことを教えてください。

入社してから6か月間、研修がありました。私はエンドミルについて何も知らない状態で入社をしたのですが、基礎からしっかり教えてもらえたので、安心して現場へ出ることができました。現場では、多少の違いはあるものの、教えてもらったことをそのまま活かすことが出来ます。もし研修がなかったら、現場に出て右往左往していたかもしれません。配属後はずっと、当社が開発した工具研削盤で主力生産機のTGM(Tool Grinding Machine)を担当しています。最初のうちは研修で学んだ、製品生産準備である「段取り」から経験を積んで、少しずつ、加工が難しい製品にも取り組んできました。初めて難しい製品に取り組むときは、まずは自分で基本の段取りを行い、先輩にアドバイスをもらいに行きます。その後、自分で実践し更に指導をしてもらう事の繰り返しです。最初のうちは全部自分でできなくても、何度か同じ製品を担当するうちにできるようになっていきます。製品を作ることに慣れてからは、機械の調整も任されるようになりました。最近ではオレンジFC活動(小集団改善活動)のリーダー補佐にも選んでいただいたので、そちらにも力をいれていきたいです。

一人で仕事が進められるようになってきたと感じたのはいつ頃ですか。

実は最近、TGM内で作った製品を確認する担当に選ばれたんです。当社では、製品を流す(生産を開始する)前に、段取りが十分にできているかを確認する「第三者チェック」というものを行っています。先輩、後輩、誰に対しても製品の確認を行う仕事ですので、その担当を任されたというのは、業務レベルが上がったことを会社からも認められたように感じます。
その他にも、後輩を指導するようになった時や、難しい製品の段取りが確実にできるようになった時にも成長を感じました。
いま自分が任されている現場は成長を実感しやすい環境だと思います。

仕事の楽しさ、大変さを教えてください。

楽しいことは、同僚とのコミュニケーションです。課の中でも2班に分かれていますが、同じ班の方には同世代の方が多いので、仕事だけでなく、いろいろな話を気軽にできます。
大変なことは、覚えることが多いことです。でも、教えてもらったことをしっかりメモして、何度も何度も手を動かしていくと、大事なポイントが少しずつ繋がるんです。そうして「こういうことだったのか」と理解すると覚えられます。あとは、後輩の指導でしょうか。結局、やってみないとわからないことが多いので、それを言葉で伝えようと思うと難しいですね。

社内の雰囲気や、上司、同期、同僚についてどう感じていますか。

年齢が近い人が多いので話しやすいし、良い仲間に囲まれていると思います。わからないことを教えてくれるのはもちろんですが、私がわからないことをうまく伝えられない時には、何がわからないのか腰を据えて聞いてくれます。同じ課の中には同期もいますので、先輩に聞くほどのことでもないかな?という時には気軽に聞くことができて助かっています。

このページを訪れた方に伝えたいことは?

「こんな人でも働けます!大丈夫だよ!」って言いたいです。私は、入社後のギャップもありませんでした。もちろん時々忙しいこともありますが、そこはみんなメリハリをつけて仕事をしています。明るくて、楽しいので、安心して入社してもらえたらと思います。

とある1日の流れ